日記チリ南米

南米バンライフ旅 Day17~20 脱・サンティアゴ!ビーニャ・デル・マルへ。 

12/19

朝、いよいよサンティアゴを出発。当初車の準備が整う数日だけお世話になるはずが、気づけば3週間以上もお世話になってしまったホストファミリーのアンドレス家。これがホテルとかで待ってるだけで毎日お金がかかっていたとしたら、多分やっていけなかったと思う。本当に家族のように受け入れてくれてありがたい。感謝の気持ちを伝え、サンティアゴを後にした。

バスターミナルがあるPajaritosからバスに乗り、車受け取り場所のQuillotaからも近いVina Del Mar(ビーニャ・デル・マル)へ移動。先週行ったアートの町Valpariso(バルパライソ)からもすぐ近く、避暑地としても有名な場所。ここのAirBnbを借りて、車の最終整備を待つことにした(結局待つんかい)。きれいめな部屋で、キッチンも揃っていて眺めも良い。ちょっとしたベランダもある。ベッドも広くて嬉しい(あとはWiFiさえあれば完璧だった)。夜ご飯はお肉とズッキーニ焼きとご飯。久々の2人だけの夜ご飯だった。

動画はこちら:

12/20

少し落ち着いたので街中を見て回ることに。ビーチ沿いをずーっと歩けて気持ちが良い。高層マンションが多く、チリだけでなくアルゼンチン側の富裕層も避暑地として物件を所有してるそう(アルゼンチン広いとはいえ、西側に住んでる人からしたらわざわざ反対の大西洋側の海に行くより、アンデス山脈越えて太平洋側が近かったりする)

こっちの屋台で良く売られている「カサブランカ」というお菓子を買って食べてみた(1,000CLP=約150円)。日本で言う源氏パイみたいな味だった。

この日もWiFiを求めて近くのモールへ。するとモールの中で「メイソウ」(名創優品 / MINISO )を発見。存在は知っていたがい実際見るのは初めて。ユニクロ×無印良品×ダイソー ÷3 みたいなブランド。ロゴはカタカナだし、思いっきり「from Japan to the world」とか「Japanese Designer Brand」と書いてあるが、こちら実はがっつり中国のブランド。日本初の方が品質良さそうだし信頼されるから謳ってるのだろう。これは勘違いしても無理がない。ちなみに売られてるものの品質はどうみてもMade in Chinaだった。

Made in Chinaといえば、チリには中国人オーナーが中国製品を大量に売ってるお店が、ある程度大きい街だと必ず1つはある。だいたいどの店も同じような商品(それこそダイソーで売ってるような商品)を売っているので、どうにかして大量に安くチリに輸入して、チリ中の同一店舗ででばらまいてるのだろうか。謎である。でも良く見る。

帰り道、ブックフェアみたいなイベントを公園でやっていて、コーヒー屋さんがコーヒーを淹れていた。日本のHARIO V60ドリッパーが使われていて親近感。

12/21

この日は車のオーナー権を受け渡す手続きをしに近くの「Quilpue(キルプエ)」まで電車で移動。仲介人のフアンと久々に再会し、現車のオーナーのセルジオと初めて会った。手続きは全てNotaria(ノタリア)(市役所みたいなところ、サンティアゴでRUT=納税者番号の手続きをしたのと同じ施設)で行われる。

Notariaは大きめの町だったらどこでも最低1つある。(サンティアゴはめっちゃある)ノタリアの手続きはだいたい2時間くらいで終わった。オーナーは60歳くらいの人生楽しんでそうなおじさんで、この車以外にもいくつも所有してるような人だった。仕事の都合で今は旅には出れないが、僕らの旅を応援すると言ってくれて無事オーナー権の受け渡し終了。Vina del marの方へと戻っていった。

その日の内にWISE(海外送金のアプリ)を使ってオーナーに車代(200万円、上限が100万円だったので2回に分けて)を支払った。WISEの手数料は4万円程、これでも他の方法より最安値。またWISEの使い方については記事にまとめたい。

この日の夜は近くのビーチまで行って、町中の適当な屋台でコンプリートを買ってみたが、不味かった。コンプリートが美味しかったことはない。

続く。

#旅するデザイナー 🇬🇧×🇯🇵 1990年生まれ。広告代理店、スタートアップを経て2020年より日本中転々と旅しながらUI/UXデザインの仕事をしています。旅の途中で訪れた場所やその時々の感情について忘備録代わりに綴るブログです。2022年より南米バンライフ2人旅をしています。

kenをフォローする
tabisuru.design

コメント

タイトルとURLをコピーしました