日記チリ南米

南米バンライフ旅 Day09 サンティアゴに帰れない?アートの町バルパライソへ。 

この日は日帰りでサンティアゴから西へ約200km、メトロとバスを乗り継いで太平洋に面した港町の「Valparaíso(バルパライソ)」へ向かう。バルパライソはチリの主要港の1つでアートの街として知られている。カラフルな建物が丘の上に並んでたり、市内中の壁にウォールアートが描かれていて、町全体が世界遺産に登録されている。

メトロ直結のPajaritosバスターミナルからTurbus(大手バス会社の1つ)に乗って向かう。

バルパライソのバスターミナル到着後、早速アートを求めてカメラ片手に港方面へ歩きだす。しばらく歩き、確かにちょこちょこアートはあるが、どちらかというアートというよりもグラフィティが多く、観光客も少ない。これで世界遺産…?と思ってたら、道行きローカルの人に「カメラ盗まれるからしまえ」と注意された。しかも連続して。

最初気づかなかったが、どうやらバルパライソは貧富の差が激しく、治安が悪いエリアを歩いていたみたいだ。危なかった。

気を取り直して観光エリアを探していると、Armada de Chile(チリ海軍)の建物があるエリアへ。

この街は斜面を挟んで市街地があるため、地元民のため街のいたるところにAscensor(アセンソール)という短いケーブルカーがある。

階段のタイルがかわいい。このアセンソールは無料だった。

メインの観光地はどこだ〜と歩き続けると、何やらインスタ映えしそうなレインボーの階段が。そしてここを登った先が、いわゆる観光エリアの入り口だった。アートもたくさんあったし、お店もたくさん開いてて良い雰囲気。活気がある。最初に歩いてたエリアとは大違い。

街を満喫して暗くなる前にサンティアゴの方に戻ろうとバス停に向かうと、トラブル発生。

なんとどのバス会社もサンティアゴ行きのバスは売り切れと言われる😨

バス自体は夜遅くまで運行しているが、週末ということもあり帰りの席は全て予約で埋まってる、とのこと。サンティアゴで行きと帰りをセットで予約しないといけなかったみたい。これは盲点。

どのバス会社に問い合わせてもダメ。客引きのタクシー運転手にはやたら声かけられるが200kmの距離をタクシー移動したらいくら請求されるか分からない。

宿でも探すかーと途方に暮れながら、とりあえずサンティアゴ行きのバスの運転手にダメ元で話しかけてみたら「あっち(バスターミナル入り口)の方で待っとけ」というジェスチャー。しかもコソコソと。言われるがままバスの乗降エリアから少し離れた建物の入り口付近で待つ。

すると、通り行こうとした別のサンティアゴ行きのバスが目の前で止まり、乗ってこいと。話しかけたバスの運転手が手配してくれてたみたい。通常よりも少し多くとられたが(これが賄賂か)、その日の内に帰れただけで一安心。なにはともあれ無事サンティアゴへ戻ることができてよかった。

この日の様子はYouTube動画にもまとめてあるので、よかったらぜひ(珍しく僕が全部編集してます)

続く。

#旅するデザイナー 🇬🇧×🇯🇵 1990年生まれ。広告代理店、スタートアップを経て2020年より日本中転々と旅しながらUI/UXデザインの仕事をしています。旅の途中で訪れた場所やその時々の感情について忘備録代わりに綴るブログです。2022年より南米バンライフ2人旅をしています。

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