ESTAについて
アメリカに90日以内の滞在の場合、日本国籍だとビザは必要ない(免除)されるが、代わりにオンラインで申請する「ESTA」が必要になってきます。トランジット(乗り継ぎ)でも必要とのことだった(南米行きの飛行機がロサンゼルス空港経由だった)ので急いで取得する必要がありました。
ではいきなりですが問題です。どちらがESTA申請の公式サイトでしょう?
正解は右が公式。左の「ESTA Online Center」いかにも公式感ありますが、余計な代行手数料をとられる非公式な代行サイトです。
しかもやっかいなのが「ESTA 申請」でぐぐった時、1番上にヒットしてGoogleさんがここだよ〜としっかり展開して優しく解説してくれちゃってるのがこの非公式の方。公式サイトは上から4番目(SEOもっとがんばれ)
ESTAの申請は通常「21ドル」、しかしこの代行サイトを経由すると手数料として+5,500円、合計8,690円程(レートによって変動)とられてしまいます。
いや払う前に気づくやろと思うが、「SEO 1位」「いかにもなサイトデザイン」「いかにもなURL」で完全に公式サイトだと思いこんで進んでしまいました。(ITリテラシーどこいった)
クレカ支払い画面も思い返したら巧妙で、いくら払うか/払ったかの表示はなく、後からメールで送られる「申請を受け付けました」のメールにも特に金額の記載はなかったです。後日クレカから引かれていて初めて気づきました。
これは不当だ!と思い返金の問い合わせをしたところ返金してもらえたので、同じ状況に陥いた人向けに記録に残します。ちなみに気づいたのが渡米した後(ESTA利用してから1週間後)だったが、ESTA使った後からでも返金してもらえたので、余計にお金とられてることに気づいた頃には時すでに遅しだな〜という人でも諦めないで!
- 「ESTA 申請」でググった時1番上にでるのは非公式な代行サイト
- 不当な代行費用は返金対応可能
- 渡米後(ESTA利用後)でも返金要請可能
【2024年1月追記】カナダ版ESTA「eTA申請」でも返金対応できます
コメントからカナダ版ESTA「eTA申請」の非公式代行サイトがあると知りました。
サイトデザインが瓜二つなのでおそらく同じ業者でしょう。全くこりませんね。
以下ESTAの例ですが、基本的に同じ流れで返金対応してもらえたそうなので、eTA申請でやられた人もぜひ参考にしてください。
ESTA 返金対応の流れ
それでは返金対応の流れを書いていきます。
STEP 1:問い合わせフォームから連絡
まず代行サイトの問い合わせフォームを開きます。
1. 問い合わせ種別を「その他」にして個人情報を入力
- 問い合わせ種別を「キャンセルについて」だと問い合わせが送れなかった?ので「その他」でok
- 申請IDはメールできてたIDを入力
2. 問い合わせ内容を入力
- 「意図せず行った申込みのためキャンセルを希望。返金してほしい」の旨を送ります。ここいっぱい書いても意味ないので簡潔でok。
そうすると同じ日の夜にこのような定型文が返ってきました。
もう無理か…とここで心折れないで!多分これは返金希望の人全員にいったん送ってる定型文です。でほとんどの人をここで諦めさせるのが狙いです。そのまま強気で返信しましょう。
STEP 2:自動メールにさらに返信
参考程度ですが、僕は下記3点書いて返信しました。(メールがきたsupport@esta-center.net へそのまま返信でok)
>「同意事項」に記載しております。
→ どこ?同意事項に分かりやすく記載してあったら見てるし、見覚えないから不十分でしょう
> トップページにも記載しております。
→ どこ?見当たらないけど、どこだか教えて
> 詳しくは下記URLをご確認ください。
→ いやいやこのURLへのリンクフッターにしかないし、フッターメニュー7~80個あるけど先にここ読めと?
もちろん言い方はもう少しちゃんとしてますが(笑)とりあえず不当だと言って返金要請しましょう。
そうすると、2時間後、このようなメールがきました。
こちらもテンプレ臭半端ない内容ですが、何はともあれ無事返金してもらうことになりました。
そしてその翌日。無事返金されました。
以上です。ESTAの申請で困ってる人いたらぜひリンク共有してあげてくださいー。
なお公式のESTAの申請はこちらから。申請方法はアメリカ大使館・領事館 US Embassy Tokyo & Consulates in Japan のYouTubeにまとまってるのでこちら参考までに。
誰かの役に立つ内容でしたら幸いです。
投げ銭いただける場合はこちらで:
ではまた。
ken
コメント
まさに今日そのサイトで申し込んでしまい、後悔してたところです!
記事の通りに、返金のお願いをしてみようと思います。
返金後も、申請したESTAは使用できるのでしょうか。
正規のサイトで再度申請が必要なのでしょうか。
ESTA自体はちゃんと手続きされています(なのでESTA分の正規料金=$21は返金されません、返金されるのは代行手数料分だけです)
なので再申請は必要ないです!
引っかかりました。このサイトを先に見れば良かったです。
カードですでに請求されており、問い合わせで連絡したところ、カードの請求金額と違いますとの返答。請求元が出てないので、これからになります。
悪質なサイトです。
kenさん、こんばんは!
本日同じくこのサイトで申請してしまい、
余計なお金を払ってしまっていたことに気付いて凹んでいました😭
kenさんが書かれていた通りに
メールにて問い合わせをしたら
代行手数料分は返金してくれるとのメールが届きました😭✨
もしこの記事を見つけてなければ
泣き寝入りするところでした🥲
ありがとうございました🙇🏼♀️!✨
いろいろ調べたにもかかわらず、ひっかかってしまいました💦
kenさんの記事を見て、その通りにやり取りしまして、無事手数料が返ってきました‼️
ハワイに行くのは、来年なので、エスタが使用できるのか少し心配でしたが、再申請も必要ないとのことなので、安心して行けそうです。
本当にありがとうございました😆
同じような流れで、返金されました。
我が家は、3名分だったので、助かりました。
どうも有難う御座いました。
KEN様
お陰さまでこのサイトからの申し込みの返金を同じように行いましたら成功致しました。
家内と二人分でしたので11100ほど助かりました。
情報本当にありがとうございました。
サイトを参考にさせていただき、無事返金してもらえることができました!
ありがとうございました。
Kenさんのお陰で無事返金申請する事が出来、とても感謝しています。以降このような代行サイトには気をつけようと思います。ありがとうございました。
kenさん
まさに私たちもここで代行とは知らずに頼んでしまい、クレカな金額見てびっくりし、やられた、、と思っていたところです。
自分がよく確認しなかったのが1番良くないですが、本日kenさんのやり方を試してみます。
手続きのの最後の費用のページにも$21としか書いてなかったです、、、。
やり方を載せてくださってありがとうございます。
ありがとうございました。
真似して問い合わせを送信したら、無事に返金してくれることとなりました。
こちらの記事を見なかったら諦めているところでした。
本当に良かったです。
詐欺まがいの代行サイトが横行していると聞いた上で、自分なりに疑って疑って申請サイトや領事館のサイトを読んだのに、このサイトで申請してしまい、途方に暮れていました。
とても参考になる記事、ありがとうございます!連絡してみたいと思います。
私の場合はデビットカードで支払いをしたため、すぐに利用金額の通知が来ておかしいことに気づき、こちらの記事を参考に、ESTA申請から5分以内にキャンセルと返金を問い合わせました。
まだESTAの申請手続きを進める前だったようで、8,690円から決済手数料の300円を差し引いた8,390円が返金されることになり、ESTAは改めて自分で公式サイトで申請しました。
同じ状況の方の参考になれば幸いです。
有難うございました。
旅行が迫っていて慌てていたので、公式サイトだと思って申し込んでしまいした。
金額が違うので、間違えたことに気が付き、授業料だと思って諦めていたのですが、貴殿のコメントをみて、ダメ元で返金のお願いをしたら、書いてある通りに進みました。
貴殿のおかげで、家内と2名分の代行料が戻ってきそうでうす。
助かりました。有り難う御座いました。
今月初めにこのサイトで申しこんでしまい、後悔していました。
先日無事ハワイには行けたので、ダメもとでこちらの記事のように返金の手続きをしましたところ家族5人分がすぐに返ってきました。
kenさんのお陰です。
本当にありがとうございました!
私も急いでESTAを申請しうっかり同じ間違いをしました
ESTA ASIAの方を先に申請中に高額であった為取り消し、更に高額のこのサイトが表示のすぐ下に有ったので気が付かず申請。 カード決済の請求で何かの間違いだろうと問い合わせたらUSの電話やWebに問い合わせする様にと回答が来ました。色々調べたらKenさんの情報があり参考にさせて頂き質問し4~5回のやり取りをして無事一部返金(5,366円)帰って来ます。 情報、有難う御座いました
おーそれはダブルでトラップですね…一部でも返金があってよかったです。お役に立てて何よりです!
kenさん
ありがとうございました。
同様やり取りで返金する旨のメールが来ました。
助かりました。
妻も同様にしてますが未だ返信がありません。再度メールしようと思います。
質問ですが、カードの不正使用の心配はありませんか?不安です。
ken様
助かりました。カード決済を見てビックリしました。
kenさん同様のやり取りで一部返金の連絡がありました。
ありがとうございました。
教えてください。
カード情報が不正使用される事はないでしょうか?
心配です。
このサイトの内容を参考にして返金手続きを申し込んだら無事に返金されることになりそうです。
情報ありがとうございました。
非常に助かりました。
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申請料$21(決済日2023/10/10:$1=143円計算) + 決済手数料(300円)=3303円をお客様にご負担頂き、
残りの5387円をご返金させて頂けますと幸甚でございます。
—–
返信メール文面もこのサイトのものと全く同一でした。
私も気をつけないと!と思いながらやったのに、すっかり騙されてました。しかも明細見るまで気が付けませんでした、、( ; ; )
先月末に申込して先日カード明細見て、ハテナ何コレ?です。
kenさんのこの記事が無ければ、絶対自分では出来なかったです!
めちゃくちゃ有難うございました。
勝手にインスタでシェアさせていただきますm(_ _)m
同様のやりとりを試みたところ、返金されました!
やり取りの流れも分かり易く大変ありがたかったです!
自分の勘違いから申請代行を利用し、クレカの支払いを見て代行と分かりました。このサイトを参考にメールで連絡したら2回のやり取りで変換されることになりました。先週の段階では8690円でしたが、本日5387円返還されたことが分かりました。助かりました。改めて申請しなくても大丈夫でしょうか?
自分もうっかりこの代行サイトで余計な手数料が発生してしまいましたが、
Kenさんの案内通りにメールを送ったところ、テンプレメールが送られてきて
それにも案内通りのメールで抗議したら、あっさり返金しますとのこと。
奴らとしては決済手数料の300円が取れればオッケーで5000円の儲けも取れればなおラッキーという感覚でしょうね。
参考までにこちらが最後の先方メール
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xxxxx様
ESTA Online Centerです。
2023年11月28日に、決済会社paypalを経由して\5,366_JPYの返金手続きを行いましたのでご案内いたします。
<ESTA申請 返金詳細>
商品番号: ESTA Application
単価:\5,366 JPY
数量:1
金額:\5,366 JPY
取引ID: xSS37005KYXxxxxxx
この返金は「ESTA_ONLINE_CENTER」からのクレジットとして、クレジットカード明細書に記載されます。
クレジットカード会社の締め日の都合により、返金より先に引き落としが行われてしまうケースもございます。
締め日や返金の状況につきましては、ご利用のクレジットカード会社に確認をお願いいたします。
ご質問などは下記の「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
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■TOP
https://esta-center.com
■お問合せフォーム
https://esta-center.com/form/contact
久しぶりにこんな詐欺にあいました。
自分自身が情けないです。
(こんな粗悪なウェブサイトを許している日本は本当に詐欺大国ですね)
今苦情のメールのやり取りをしているところです。
私はアメリカ在住でお正月に遊びに来る母のためのエスタ申請だったのですが自分の銀行アプリをみて61ドルの請求がされていてやられた!と気付きました。どおりでメール内容もなぜか違和感ばかりなはずだ。。。。
Googleもこうゆう詐欺ウェブサイトはちゃんと取り締まってほしい。
新年早々に、コロナ明けのハワイ渡航にESTAの案内が旅行会社から有り、検索した最初のページを信じてクレカ決済までして翌日申請完了で安心してたら、決済クレカから速報引き落とし画面来て?21ドル換算じゃ無いのが不思議で!色々調べたら!公式と信じてたのに、やられました。確認不足でした。泣き寝入り覚悟で再度検索したら!気をつけて!返金対応出来るとのページ見て、そっくり真似しました。私はまんま返信メールに、同意書に承認した記憶が無いので、米国公式サイトと間違えてしまい、キャンセル返金お願いします。と書いたら、次の2回目の返信メールに!返信しますと!21ドルと、手数料300円以外は返金しますと来ました!この書き込み見なかったら泣き寝入りでした!
本当に有り難うございました♪
まだ返金メールは来てないけど、戦う勇気をくれた書き込みに感謝します。
ありがとうございました♪
いぶくろさん、とんでもないです!少しでもお役に立てたようでよかったです☺️
kenさん、こんにちは。
私も同じように代行と気づかずに頼んでしまいました。
カナダ経由でワシントンに行くのにアメリカのestaとカナダのetaの手続きを
公式サイトで手続きしてるつもりでした。
esta 8690円、eta 7920円でした。
ちなみに注意喚起でetaの代行サイトを載せておきます。
https://eta-cavisa.com/
2つの代行業者に、手順通りに返金を申し込んだところ、2つとも申請量と手数料300円を
除いた金額5324円と6892円と返金してくれることになりました。
メールの文面が2つの代行サイトは似ていたので
同じ系列の業者かもしれません。
kenさんのサイトを見なければ、諦めていたところでした。
ありがとうございました。
けんじさん、情報提供ありがとうございます!カナダ版もあるんですね…デザインからして同じ業者ですね。
こちら本文にも情報追記させてください!
今日、私も引っかかりました。私のは、ESTAに使うID number がおくられてくるだけで、$133取られました。私も返金請求のメールをしたらすぐに全額戻りました。有難うございます。ただ、パスポートの写真を送ってしまったのが、ちょっと心配です。
私も引っかかりました!
申請した翌日にクレジットカードの明細を見て「何だこの金額は!!」と気付き、問い合わせのメールを送ったのですが、1つ目の定型文が届き、諦めてしまいました。
米国から帰ってきて、こちらのサイトを拝見し、クレームメールを送ったら2つ目の定型文が届き、無事返金されました。
kenさんの情報のおかげです。
本当にありがとうございました!
家族3人分をやってしまいました。
キャンセルを申し出たところ一人の申請が通ってしまっているものだけ返信がきて$170掛かっていたものに対し$114返ってくると言うことです。それも申請代よりもだいぶ高いのですが。
残りの二人のものは返事が来ません。
ESTAの公式サイトで3人のパスポートナンバーを入れると3人とも申請できていました。
これが無くなることは無いですよね?
今は戻ってくるかの不安よりも入国できるのかがとても不安です。
偽サイトがあると聞いていたので、外務省のHPなどを開けて参考にしていたつもりでしたが、引っかかってしまいました。
金額が表示されることなく、クレジットカードの番号を入力後直ぐに受け付けました、のメッセージになったので、これは詐欺だ!と慌ててクレジットカード会社に連絡したものの繋がらず。(コロナ以降クレカ会社の問い合わせ番号が非表示、人手不足の為、大変困ります)
kenさんのサイトを見つけて、問い合わせしたところ、返金手続きをしてもらえました。ありがとうございました。返金先が入力したクレカなので、逆にクレカを使用停止にしなくて良かったとも思いました。
返金完了のメールに、ESTAのステータス確認の為のサイトを添付してくれたり、日本語の使い方もとても丁寧で、悪徳な業者なのか分からなくなりましたが、これを教訓に気をつけたいと思います。
けんじさん
私も引っかかりました。
今回2名申請中、1名分がカードがうまくいかなくて、なぜか2回申請メールがきていて、心配でカード明細を確認しました。
見事に3回分高額でした。
あれ?ESTAってこんなに高い?
と、調べたら勝手に代行‼️
え〜詐欺〜と思っていたら
けんじさんのこちらがたまたま
見つかり、返金してもらえる事になりました。
助かりました〜
本当にありがとうございました‼️
これからは気をつけなくては。
私は違うサイトでやられました。
letstravel-us.com
https://www.letstravel-us.com/home
↑これです。
1人¥20000の請求です。
今から請求してみます。
もう、悔しくて💦💦
ken様
(TдT)私もあっさり引っ掛かりまして、kenさんのブログに従い2度メールを送って返金されました!
こちらのブログ見なかったら、一度目のやり取りであきらめてました。本当に助かりました。ありがとうございました!!(謝謝)
私も偽サイトあるのわかっていたのにやってしまいました。
このサイトを見て無事返金できたようです。
15000円の返金は大きすぎる🥺ありがとうございます😭
ただ、この偽サイトに個人情報がいってしまったことが非常に気になります。特に被害とかはなかったですか?
私も引っかかりました。ドキドキしながら金額を検索していたら、エスタ8690円と言う投稿を見つけて開けてみたら、kenさんの投稿でした。
読み進めていったら返金してもらえると書いてあったので、同じようにやってみたら全く同じ定型文が送られてきて返金してくれると言うことでした。この投稿を見なかったら私も泣き寝入りして悔しくて落ち込んでいたと思います。本当に本当に助けてくださりありがとうございました。
見事にひっかかりました。私はアメリカとの行き来を始めて50年、160往復ほどしています。コロナ禍でしばらく行けない状態でパスポートが切れてしまいました。今回急な用事で行く必要が生じ、慌ててESTAを申請することになりました。
うっかりひっかかりましたが、ESTA取得との返答に違和感があり、調べてここにたどり着きました。
例の定型文は瞬時に届き、いかに手馴れているかがよく分かります。そこでこのように書きました。
貴社のウェブサイトが米国安全保障省のサイトを連想させるような図柄を用いていることもあり間違ってしまうことは当然予想されることであり、貴社の対応について、多くのウェブサイトに返金してもらったという記載があります。すなわち貴社は間違いが多いということを認識したうえで営業を続けていることになります。
納得できるお答えを戴かない限り、消費者問題として提起せざるを得ません。覚悟がおありですか。
そうしたら直ちに返金の通知がありました。これは消費者庁に通報すべきことです。たくさんの人が通報すれば、当局も動くし、マスコミも報道するものと思われます。