チリ日記南米

日記 22.12.14 / 🇨🇱サンティアゴ

日本を出発して2週間程経つ。本来であればもう車をゲットしてパタゴニア方面を向かって運転してるはずだったが、まあそうスケジュール通りに行かず、サンティアゴで足止めをくらってる。日本にいた頃から連絡してたフアン(ディーラーとの間に入ってくれてるチリ人、英語が通じる)と目をつけていた車を見に行き、先週メカニックにチェックしてもらった結果一部修理が必要となり、今はその修理が終わるのを悶々とした気持ちで待っている。

一緒に見に行った車。果たして手に入るのか。

幸いホームステイさせてもらっているアンドレアスが本当に優しくて良い人で、本来数日だけお世話になる予定だったのがいつまでもいて良いよと言ってくれて、お言葉に甘えている。困ったらいつでも助けてくれて、もう感謝しかない。WiFiも速くて仕事は捗るし、大きいテレビもあって一緒にワールドカップを楽しんでる。

アンドレアスの家から見える景色。この明るさで夜9時くらい。
部屋で仕事させてもらっている。ありがたい。

サンティアゴにはいろんな人種の人がいるが、日本人はおろかアジア人らしき人はほとんど見当たらない。そして事前に英語は通じないと聞いていたものの、本当に通じない。街中の商品や看板も全てスペイン語。翻訳アプリなしではやっていけない。たまにスタッフが多い施設だと1人くらい英語担当の人がいるけど、それ以外だと単純な単語も伝わらない。まだ日本の方が英語伝わると思う。

多方面から南米は治安悪いから気をつけろと言われてきたので、街中へ行く時は基本厳重体制で向かっている。貴重品は全てウエストポーチに入れスマホは紐付き、リュックも人が多いエリアは前背負い。傍からから見たらザ・観光客。我ながらスリからしたら格好の獲物だと思う。本当は一眼レフでもっと手軽に街中の写真を撮りたいんだけど、撮る時だけこっそりリュックから取り出して撮り終わったら閉まっている。なので、なんか観光も警戒心半分になってしまって若干楽しめきれてないかも。

プラザデアルマスでチェスするご年配の方々

最初はメトロの乗り継ぎも大変だったけど、さすがに2週間も経つと慣れてきて、各線の構造や駅名も少しずつ見慣れてきた。

物価は思ったより高く、日本とそう変わらない。というかむしろ、若干高い。もちろん市場は安いけど、スーパーやモールの商品はちょい高。ちゃんと節約しないとやばい。あと頭の中でお金の計算は相変わらず難しくて、レート変換のアプリは必須。

野菜、果物、精肉が集まるラ・ベガ市場

サンティアゴの人たちは終始何かしら音楽流してる。地下鉄乗ってると各々好きな音楽をスピーカーで流してたり、自転車乗ってる人たちも大音量で音楽流してる。しかもだいたい同じようなテイストの曲。他の人にも聴かせたいのかもしれない。この間地下鉄にいきなりマイクとアンプ持って乗ってきた男がいて、急に大音量でラップしだした。一種のパフォーマンスで、終わったら聞いてた人からコインもらってた。日本だったら即捕まりそう。他にも何かしら売ってる人が多く、飲み物だったりアイスだったり、あとクリスマスが近いからか電飾を売ってる人も何回か見た。誰が買うんだろうか。

あと、車もうるさい。クラクション鳴らしてるのがデフォルトなのか、ずっとピーピー鳴らしてる。歩行者にも容赦ない。こんな道路で運転できる気がしない。

まあそんなこんなで、サンティアゴライフを楽しんでます。また出発の目処が経ったら更新します。

チリ〜ペルーで有名なピスコサワー。1杯でほろ酔い。

ではまた。

#旅するデザイナー 🇬🇧×🇯🇵 1990年生まれ。広告代理店、スタートアップを経て2020年より日本中転々と旅しながらUI/UXデザインの仕事をしています。旅の途中で訪れた場所やその時々の感情について忘備録代わりに綴るブログです。2022年より南米バンライフ2人旅をしています。

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